なないろブログ☆

育児とお仕事。時々ランニング。

祖母の誕生日☆

先日は母方の祖母の誕生日でした。
94歳になったそうです。

母の実家は同じ市内で車で5分くらい。
しょっちゅう遊びに行ってました。
祖母は70歳まで会社勤めをし、キレイで賢くてお洒落で…とにかく自慢のおばあちゃんでした。
新聞やTVのワイドショーや週刊誌が好きで時事問題や芸能ネタは私の母よりも詳しいです。
読書もよくしているようで先日はピース又吉の小説を読んだと言ってました。

そんな感じで穏やかな老後を過ごしている祖母なんですが、85歳を過ぎたくらいから?話をする度に「長く生きすぎた」とこぼすようになりました。

母方の祖父は私が生まれて間もない頃に他界しました。10年くらい前から親戚や近所のお友達の訃報がちょくちょく入ってくるようになったそうです。最近も母の従姉妹(祖母からみると姪)が亡くなったそうです。

「長く生き過ぎた」
言われるといつも困ってしまいます。
「でも長生きしたおかげでひ孫達に会えたんだよ。良かったね~」と言ってあげたりするのですが、何と言葉がけしてあげるのが正解なんだろう?
「もっと長生きしてね」というのは何か違うと思うし。。

大きな病気もしたことなく、今は普通に元気だけど歳も歳だしいつ何が起こってもおかしくない。
縁起でもないけど、帰省して会いに行く度に「これが最後かもしれない」と思ってしまう。

いま私ができることって何だろう?
たまに帰省して私や子供が元気にしている姿を見せること?
たまに電話して元気な声を聞かせること?
贈り物は「必要な物は全部持ってるし、あの世には持っていけないからもう要らない」と言う。

いろいろ考えてしまう…春の一日なのでした。