なないろブログ☆

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GALAバッジ特レス☆レポ

スキーバッジテスト特別レッスンキャンプ(2012/4/21-22
 
先日、ガーラ湯沢の「スキーバッジテスト特別レッスンキャンプ」に参加してきました。
大して参考になりませんが、感想を書いてみましたので興味のある方はご覧くださいませ☆
(※長文です)
 
まず、このキャンプ(通称:特レス)の内容ですが…
『1級・2級を目指す方向けの1泊2日の特別キャンプ。
1日目は種目にあわせたレッスン、2日目には検定が組み込まれます。ビデオでの理論講習も行い、苦手種目もばっちり克服!!』(※ガーラHPより抜粋)
 
タイムスケジュールはこんな感じでした。
 
【1日目】
6:32 東京駅から新幹線でガーラ湯沢
9:30 開講式 ※1級は15名で2つの班に分かれる
9:45 レッスン開始 ※大回りとフリー
11:30 昼食 ※専用スペースで午前中に撮影したビデオをチェック
13:00 レッスン開始 ※小回りと不整地
16:00 レッスン終了~シャトルバスにて宿に移動
19:00 夕食
20:00 夕食の後は各班に分かれてビデオ&理論講習
21:30 終了
 
【2日目】
8:00 専用バスにて検定会場へ移動
※強風の影響でガーラが営業休止になり、神立高原スキー場で検定を実施
10:00 事前講習開始 ※振替と混雑の影響により1時間遅れで開始
11:45 昼食 
12:30 検定開始
13:30 検定終了
15:45 結果発表・閉講式
 
 
実は4月1日の黒姫を最後に今シーズン滑りに行くのは止めておこうと思っていました。黒姫での検定結果が散々で今シーズンの合格は無理だと思いました。でも悪いイメージを持ったまま来年まで過ごすのは嫌だったし、来年に繋がる良いイメージだけでもこのキャンプで掴めたらいいな~程度の軽い気持ちでしたが、急きょ参加を決めました。
 
そしてキャンプ当日・・・レッスンが始まりました。
そしたら講師の方からダメ出しの連続が!!
「手の位置が違う」「コブの中でちゃんとターンして」「コブの削るところが違う」etc.
あとターン弧の大きさとか、とにかくいろいろ言われました。
今年は他スキー場のスクールも幾つか受講してきましたが、とにかく初めて指摘されることばかりでかなり戸惑いました。
他の受講者で私が「上手いな~」って思ってた人にも結構厳しい指摘が入っていました。
 
講師が指導する際、表現が高度というか・・・独特(あくまで個人的な印象です)だったので、ノー理論の私はなかなか仰っていることが理解できず苦労しました。
なかなか運動のイメージを共有できないというか。。
「私は・・・みたいなイメージで滑ってます」とか一生懸命に伝えようとしてくれてたんですけどね。
周りの方も同じように感じてたような。
あと、言い方が結構ストレートだったので打たれ弱い私はちょっと傷ついたかな。
いろいろ言われ過ぎて混乱していた私は「じゃあ、どーしろってゆうの!?」と逆ギレ寸前状態でした(笑)
その日はとても良い天気で気温も高く、午後になるとバーンは雪が緩んでとにかく滑りにくい。
疲労も溜まってきたせいもあり、思うように滑れない。
そのせいか、レッスン後半はかなり腐ってて「もーヤダ」って他の参加者の方に愚痴ったりしていました。(同じ班だった皆様、ご迷惑をおかけしてすみませんでした。。)
1日目のレッスン終了後には、検定を放棄して帰ろうと思った位に凹んでました。
 
宿に移動し、夕食後のビデオ&理論講習。
講師の解説付きで自分の滑りを数回見ました。
これまでビデオ撮って・・・という経験がほとんど無かったので、これは勉強になりました。
散々出されたダメ出しも納得です。
そして、講師のアドバイスを聞いた上で『明日はとにかくこれだけ意識する!』ということを自分なりに三つだけ決めてみました。
「姿勢を低く」
「手を前に出す」
「肘を上げない」
まだまだ他にも指摘されたことは沢山ありましたが、この短い期間でいっぺんに修正するのは無理だと思ったので・・・とにかくこの三つだけ。
 
部屋に戻って「三毛猫ホームズ」「嵐にしやがれ」を観た後(笑)就寝。
6畳1間女性3名での相部屋でしたが、会話も盛り上がり楽しく過ごせました。
他のお二人は私より早くお休みになられました。
私も疲れていたせいか、珍しくぐっすり眠れました。
 
翌朝、予定より早い5時50分頃に目が覚めました。
まず携帯でガーラのHPをチェック。
「本日、強風のため営業休止」
前日の夕方から風が強くて下山のゴンドラも数分間停止したりだったので、営業休止は覚悟していたけどやっぱりショック!!
急遽「神立高原スキー場」にて検定を行うことになりました。
行ったことのないスキー場だったので不安。
 
専用バスで神立へ移動したものの、スキー場は大混雑。
最近ではほとんど見ることのなくなったリフト待ちの行列が出来ていました。
しかも強風の影響でリフトが1本しか動いておらず
正面の緩斜面(最高12°平均10°)を用いて検定を行うことになりました。
1本のリフトで全ての種目(大回り→不整地小回り→フリー→小回り)を実施するとのことです。
 
そして10時頃~事前講習開始。
昨日決めた「3つのコト」をとにかく実践。他の事は考えない!
「だいぶ良くなって来たけど、手の位置はもっと前だね」とか言われたかな。
じゃ他は大丈夫なのか?と聞いてしまいそうになったけど、直前にいろいろ指摘されても
どうぜ修正できないから敢えて聞かないことにした。
 
不整地はコース脇にあるコブ専用コースで、私が苦手としている縦に長い浅いコブから始まっていた。
昨日ガーラでレッスンした時は自然にできた深いコブだったので「内側を削って滑る」という感じでしたが、今日のやつは外側をちゃんとターンして滑る感じになります。案の定、全く出来ません。コースアウトした挙句、転倒したりで「あーここで終わりか」って思いました。
 
事前講習でも厳しい指導が入ってましたね。
講師の方が『褒めまくって楽しくレッスンを終えることならいくらでもできるけど、皆さんは検定に合格するために高い代金を払って参加してくれている。それならば皆さんを合格させるために、それなりに厳しいことは言わせてもらいます』的な事を仰っていたような。
「そうだったのね。それなら厳しくても納得」・・・と良い子のわたし(笑)は素直に反省しましたとさ。
 
事前講習終了後、昼食を取り検定開始!
 
和気あいあいと、結構ゆる~い感じの検定でした。
主任検定員の方の後で調べたらなんと年下だった(汗)
わたし的にはリラックスした状態で挑めたので良かったです。
 
鬼門の不整地は「とにかくコースアウトと転倒だけは避けよう作戦」で挑みました。最初の数ターンはプルークで入るという暴挙に出て(笑)後半は頑張ってターンして何とか滑り下りることができました。
他の種目はだいたいいつも通りの自分の滑りができたと思います。
緩斜面だったのでとにかくスピードが落ちないよう意識しました。
(フリー滑走はうっかりしてると途中で止まってしまうくらいの緩斜面でした)
 
そして検定終了。
終了後は皆でコブ斜面を滑って楽しかったーーー!!
(全員、検定中よりイキイキとしてましたね♪)
 
バスで再びガーラへ移動し、検定員から講評を頂いた後合格発表・・・
結果は280点でぴったり合格!!
(大回り71、小回り70、フリー70、不整地69)
 
まさか今回合格できるなんて思っていなかったので、自分が一番驚いてしまいました。
発表後は諸々の手続きや記念撮影などをして、その後解散となりました。
 
 
【さいごに】
初めて参加したガーラの『特レス』でしたが、私にとって参加料の3万円(1泊4食、講習料、検定料、リフト2日券、他いろいろ、付。交通費別)以上の価値があるものでした。
そう感じた理由を挙げると(私の場合ですよ)
  講師陣が開校式から閉校式まで付きっきりでサポートしてくれること
(昼食や宿舎も一緒です)
レッスン中は勿論、バス待ちの時間とか他の時間でもいろいろ参考になる話が聞けました
  特レス専用の昼食スペースやバス等があって何かと快適なこと
  検定受験を前提としたレッスンであったこと
(ライン取り等魅せ方についての話はとても参考になりました)
  同じ目的をもつ仲間がいること
(これが一番大きかった)
でした。
 
2日間ではありますが、どっぷりとスキーの世界に浸れたので良い勉強になりました。
そして他の参加者の方から良い刺激を受けました。
講習中は実は辛かったんですけど・・・結果、楽しかったです!!
参加するにあたってはかなり悩みましたが、思い切ってこのキャンプに参加して本当に良かったと思っています。